2023年11月07日

印刷の色と画面の色の違い

皆様こんにちは

「ワードで作品を作って、印刷をしてみると、思ってた色と違った……」という声をよく聞きますが、
ご自身でそんな経験ありませんか?
パソコンの画面で見る色 』と、『 印刷として出てきた色 』が違うのは、なぜなのか。
今回はその違いについて、簡単にご説明いたします。


基本的に、色は「3原色」を使って表現します。
「3原色」と言えば思いつくのが、「黄色」だと思いますが、

実はこの3原色、『 パソコンの画面で見る色 』と『 印刷として出てきた色 』では、使っている色が違うのです。

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パソコン画面で見る3原色は、「レッド(赤)グリーン(緑)ブルー(青)」です。

それに対して印刷の3原色は、「シアン(水色)マゼンタ(赤紫)イエロー(黄色)」です。
プリンターのインクを見ると更にもう1色、「ブラック(黒)」があります。
多くのプリンターはこの4色で様々な色を表現しています。

混ぜる色が違えば、色味も変わってきますよね。
これが、パソコン画面で見る色と印刷の色が違う原因です。

この3原色は、各頭文字をとって
・パソコン画面の色→「RGB
・印刷の色→「CMYK

CMYKで使われているブラックは、キー・プレート(key plate)と呼ばれる輪郭や細部を印刷する専用のインクとして、使われていたものが元です。
なので、ブラックは、キー・プレートの頭文字「K」を使っているそうです。

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posted by つつじ花子 at 16:53| 東京 ☀| パソコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする